トツドル!

HKシスターズ誕生!

「あ、いたぁー! 」 筋肉痛です。 昨日のレッスン…結局3時間程ずっと踊り通していた。 香織さんはさすがと言うべきに息を切らしていたことはなかったけど…私は…「おはよう! 芽衣! 」「痛いー! 」 バァーン‼︎「しょ、翔菜! いきなり叩かないでよぉ~。」 高校に入ってからの友達の野里翔菜に背中を思い切り叩かれた。「ご、ごめんごめん。って、何かしたぁー⁇ 」「昨日、レッスンしたからね。あちこち、筋肉痛ー。」「大変だねー。ライブはいつ? 」「未定。しばらくは姫川市の周りを取材活動するの。」 これは本当。 アイドルらしく歌の練習をしているが、ライブの活動はあまりせずにしかも無償。 まぁ、ご当地だから仕方がないけど…「アイドルっていうてもご当地だから。」「取材活動って、どんなレポート? 」「うん。おでん食べたり、山登りしたり、オフィスビルの清掃活動したり…。」「…アイドルらしくないなぁ。」 苦笑い。「えー! 一生懸命に紹介するのに⁈ 」「あえて言うなら…芸人! 」 ショック!「ごめんごめん。でもレギュラー番組あるのは凄いわ。」「あはははー。」 アイドルとしての認知度…まだまだです。 学校に着いて教室に入ると八代さんと生野さんが二人してスマホの画面を見ている。 ちらっと私を見て、またちらっとスマホを見る。 二、三度ほど繰り返して八代さんが口開いた。「芽衣、HKシスターズって何⁇ 」「え⁈ 」「芽衣ちゃん、知らないの? 今日のケーブルテレビで発表されているよ。」「どれどれ~と。おー! ユニット名が決定しているじゃん! 」 後から入ってきた翔菜がスマホ画面に釘付けになっていた。 私も合わせて見る。 確かに私と香織さんが写っていて堂々とその文字列が全面に出していた。「今…知ったよ。」「本当か⁈ 普通、当事者に前もって話ぐらいするだろ⁇ 」「美里。芽衣の性格がまだわかってないなぁ。おそらくレッスンのコトで精一杯で聞いていなかった可能性だって…。」 あ、有り得るかも…。「なら、パートナーの南畝さんに聞いてみたら? 先輩だからお昼休みにでも。」「さ、サツキ、ありがとう! っていうことで早速連絡! 」 生野さんのアドバイスを受けて香織さんにメールした。(続く)

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創作人 Wordpress

小説と詩を書いています。 「月の詩」シリーズをAmazonにて販売&配信中です。

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